菰樽職人の技
昔はどこの農家にも1台は置いてあった織機 現在ではほとんど見かける事がなくなりました。
矢野三蔵商店では数台の織機が現在も休む事なく菰を織り続けています。
今では新品の織機は入手困難です。壊れた部品は修理し、常に最高の状態で菰が織れる様に
機械の面倒を見るのも菰織り職人の仕事であります。
また、菰に使われている藁は酒米として有名な山田錦の稲藁を使用しています。日本酒の入った酒樽をその稲藁で織った菰で巻くという実に合理的な構図となっております。